
生命線の始まりが高いと、向上心が強い。
低いと、穏やかな人。
でも、別の説明では、低い起点を行動力や勇気と結びつけていることもあります。
同じ生命線を見ているのに、どうして意味が違うのでしょうか?
ここで大事なのは、何を基準に読んでいるかです。
生命線の起点には、木星丘の性質がどのくらい強く表れているかを見る読み方と、木星丘と第一火星丘のどちらに近いかを見る読み方があります。
今回は、この2つを分けて説明していきます。
まず、起点というのは線の始まりのことです。
親指の付け根を囲み、手首のほうへカーブしている生命線を探してみてください。
その線を上へたどった先が起点です。
ここでは、人差し指の付け根寄りから始まる形を「高い起点」、親指寄りの低い場所から始まる形を「低い起点」として見ていきます。
人差し指の付け根にあるふくらみを、木星丘といいます。
その下、親指の付け根の上側にあるのが第一火星丘です。
丘というのは、手のひらにあるふくらみのことですね。
木星丘は向上心や目標、リーダーシップを、第一火星丘は勇気や行動力、突破力を表します。
この場所と意味を押さえてから、2つの読み方を見ていきましょう。
① 木星丘の性質は、どのくらい強く表れる?

1つ目は、木星丘の性質の強さを見る読み方です。
木星丘に近い高めの起点ほど、上を目指したい、自分が先頭に立ちたい、という気持ちが強く表れる。
低めになるほど、そのこだわりが控えめになる、と読みます。
ここでは、木星丘の性質を一つの基準にしています。
| 起点 | 木星丘の性質の表れ方 |
|---|---|
| 高め | 向上心や、先頭に立とうとする意欲が強め |
| 低め | 地位・競争・先頭に立つことへのこだわりが控えめ |
たとえば、仕事で責任のある立場を目指したい。
自分の考えたことを、自分が中心になって進めたい。
こうした思いは、向上心や主導する意欲が強く出ている例です。
高めの起点をこの読み方で見るときは、どんな目標を持っているか、自分が先頭に立つことをどう感じるかに注目します。
低めの起点では、地位を上げることや、人との競争にそれほどこだわらない、と考えます。
たとえば、役職に就くことよりも、自分の好きな仕事を続けたい。
全員を引っ張るより、任されたことを自分のペースで進めたい。
そうした姿も、この読み方の具体例になります。
ここを、やる気がない、何もできない、という意味にしてしまうと違ってきます。
見ているのは、上を目指したり、人を率いたりすることへの意欲です。
勉強や仕事に取り組むことと、誰よりも上の立場になりたいと思うことは、同じではありませんよね。
何にこだわり、何にはこだわらないのか。
そう考えると、低めの起点の意味もわかりやすくなります。
あなたは、自分が先頭に立つことにやりがいを感じますか?
それとも、立場にはあまりこだわらず、好きなことに取り組みたいでしょうか?
まずはこのように、木星丘が表す向上心や主導する意欲について、自分に当てはめてみてください。
② 木星丘と第一火星丘、どちらの性質が出やすい?

2つ目は、起点がどちらの丘に近いかを見る読み方です。
今度は木星丘だけの強弱ではなく、木星丘と第一火星丘、それぞれの性質を見ます。
高めで木星丘に近いなら、目標を持って上を目指す力。
低めで第一火星丘に近いなら、目の前のことに立ち向かう勇気や行動力として読んでいきます。
| 近い丘 | 表れやすい性質 |
|---|---|
| 木星丘側・高め | 目標、向上心、主導する力 |
| 第一火星丘側・低め | 勇気、行動力、突破力 |
たとえば、何かを始めるときに、自分はどこを目指したいのかを考え、人をまとめながら進めていく。
これは木星丘の目標や主導性をイメージする例です。
一方、困ったことが起きたときに、まず自分が動いてみる。
難しそうなことにも、ひるまず取り組んでみる。
こちらは第一火星丘の勇気や突破力をイメージする例になります。
第一火星丘に近いから、木星丘よりも優れているという話ではありません。
目標を掲げて人を引っ張ることにも、必要な場面で一歩踏み出すことにも、それぞれの良さがあります。
2つ目の読み方で知りたいのは、どちらの性質が表れやすいかです。
1つ目の読み方とは、見ていることが違うんです。
では、低い起点を2つの読み方で見ると、どうなるでしょうか?
1つ目では、上の立場に就くことや競争へのこだわりが控えめ。
2つ目では、必要な場面で立ち向かう勇気や行動力が表れやすい。
この2つは、同じ意味の言い換えではありません。
たとえば、普段はリーダーになろうとは思っていないけれど、誰かが困っているときには自分から動ける人。
先頭に立つことを強く求めなくても、必要なときに行動することはできますよね。
このように、上を目指す意欲と、目の前のことに立ち向かう力は、分けて考えることができます。
高い起点では、1つ目は木星丘の性質の強さ、2つ目は木星丘らしい性質への近さを見るので、説明が似てきます。
低い起点では、木星丘のこだわりが控えめ、という説明と、第一火星丘の勇気が出やすい、という説明に分かれます。
低い起点を両方から見たときのほうが、2つの違いをつかみやすいと思います。
手相の意味を覚えるときは、その言葉だけで覚えようとすると混乱しやすいです。
なぜそう読むのか、何を比べているのかを一緒に見てみてください。
僕は、手相を通して、自分の性格や才能を知り、それをどう活かせるかを考えてほしいと思っています。
あなたの起点はどのあたりにあるでしょうか?
2つの見方を分けながら、自分の普段の考え方や行動と照らし合わせてみてください。
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生命線以外にも、あなたの性格や才能が表れる線があります。
自分の手を見ながら、気になる特徴を調べてみてください。
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