分かってもらえると癒される
悲しみの乗り越え方~感じ切る~の続きになります。
悲しみは、身体の感覚として感じ切ることで癒されるという話をしました。
今回は、その他の悲しみの乗り越え方を紹介します。
まず1つ目は、人に話を聞いてもらうことです。
人間は、誰かに自分のことをや分かってもらいたいと思っています。
共感してほしい。
理解してほしいんです。
誰かに、自分の抱いている感情を共有してもらえると癒されます。
何か悲しいことが起こった時、一番簡単に心の傷を癒す方法はこれです。
悲しみを乗り越えるために、話を聞いてもらうのは、簡単で効果も高いです。
しかし、注意点があります。
それは、話す相手があなたの話をどう聞くかです。
話す相手によっては・・・
無視されたり、否定されたりすると、逆効果です。
もっと悲しくなります。
どんな相手に話すかはすごく大切です。
あなたのことを分かろうとしてくれる人。
ちゃんと話を聞いてくれる人。
否定しない人。
そういう人に話を聞いてもらいましょう。
カウンセラーやセラピストなど、プロに聞いてもらうのも一つの方法です。
相手は、選ぶ必要があります。
感謝をすること
悲しみを乗り越える方法の2つ目は、感謝をすることです。
悲しみという感情は、喪失感から来ています。
あなたが、より大事だと思っていたものを失ったときほど、悲しみは大きくなります。
悲しいのは、失ったものが、あなたにとって大事なものだったということです。
だからこそ、まずは、その失ったものがあなた自身にとって、大事なものだったと知ることです。
そのうえで、感謝しましょう。
それは、あなたにとって大事な人、存在かもしれません。
大事な物かもしれません。
大事な想い、価値観かもしれません。
その大事な存在に感謝しましょう。
その存在が当たり前にあるものではなかったこと。
自分にとって、大事なものだったこと。
そういったことに気づけたこともあなたの人生に大事なことです。
急がないこと
そして、最後に、急がないことです。
その悲しみは、あなたの心の傷が癒されるまでのカサブタです。
無理に動く必要はありません。
悲しみは、心の傷が癒されると、自然と治まってきます。
ぜひ、自分を責めず、無理をせずに、自然に治まるまで自分を癒してあげてください。
他人に話を聞いてもらうのも大事ですが。
あなた自身が、あなたの想いや感情を無視しないことです。
あなた自身も、あなたの想いや気持ちを聞いてあげてください。