低い位置から始まる生命線の起点を赤い丸で示した公式キャラクター入り図

あなたの生命線は、どこから始まっていますか?
親指の付け根を囲む線を上へたどると、線の始まりが親指に近いところにある。
今回は、そんな「起点が低い生命線」についてお話ししていきます。
起点というのは、線が始まる場所のことです。

起点が低い生命線を見るときは、2つの読み方を分けるとわかりやすいです。
1つは、上を目指したり、人を率いたりすることへのこだわりを見る読み方。
もう1つは、必要なときに動く勇気や行動力を見る読み方です。
何を見ているかが違うので、一つずつ確かめていきましょう。

生命線が始まる場所を確認してみましょう

高めと低めの生命線の起点の位置を比較した図

まずは、手のひらを広げて、親指の付け根を見てみてください。
ふっくらした部分を囲みながら、手首のほうへ下がっている線が生命線です。
細かな線が重なってわかりにくいときは、親指を囲む大きなカーブから探してみましょう。

生命線を見つけたら、その線を親指と人差し指の間のほうへたどります。
上の図のように、人差し指の付け根に近いところではなく、親指寄りの低い場所から始まっているかを見てください。
途中で別の線とつながっていても、親指を囲む線そのものの始まりを確認します。

ここでいう「低い」は、線が下まで長く伸びている、という意味ではありません。
生命線の終わりではなく、始まりの位置を見ています。
また、親指に近いところをずっと通る、張り出しの小さい生命線とも、見る部分が違います。
手相を調べるときは、どの特徴を見ているかを分けることが大切です。

① 地位や競争へのこだわりは控えめ?

木星丘の性質の強弱を、起点の高め・低めで比較した図

1つ目は、木星丘の性質の強さを見る読み方です。
木星丘は、人差し指の付け根にあるふくらみのことで、向上心や目標、リーダーシップを表します。
起点が高めで木星丘に近いほど、上を目指す気持ちが強く表れる。
低めになるほど、そのこだわりが控えめになると読んでいきます。

起点 木星丘の性質の表れ方
高め 向上心や、先頭に立とうとする意欲が強め
低め 地位・競争・先頭に立つことへのこだわりが控えめ

起点が低い場合は、人より上に立つことや、競争に勝つことを、それほど強く求めない姿として考えられます。
たとえば、仕事は好きだけれど、出世を一番の目標にはしていない。
自分がリーダーになることよりも、好きな仕事に取り組めることを大事にしたい。
そうした考え方も、この読み方の具体例です。

それを、やる気がない、努力をしない、という意味にしてしまうと違ってきます。
役職にこだわらなくても、仕事に真剣に取り組む人はいますよね。
人と競わなくても、自分の好きなことを学び続けることはできます。
見ているのは、上の立場を目指したり、自分が中心になって人を動かしたりすることへの意欲です。

あなたは、人より上を目指すことと、自分の好きなことに取り組むことでは、どちらに気持ちが向くでしょうか?
同じ仕事をしていても、何を大事にするかは人それぞれです。
まずは、自分が先頭に立ちたいと思うか、地位や競争にどのくらいこだわるかを振り返ってみてください。

② 第一火星丘に近い起点は、勇気や行動力を見る

木星丘の目標・向上心と、第一火星丘の勇気・行動力を分けて示した図

2つ目は、木星丘と第一火星丘の、どちらに起点が近いかを見る読み方です。
第一火星丘は、木星丘の下にある、親指の付け根の上側のふくらみです。
この丘には、勇気や行動力、突破力が表れます。
低めの起点を第一火星丘に近い形として見るときは、こうした性質に注目します。

近い丘 表れやすい性質
木星丘側・高め 目標、向上心、主導する力
第一火星丘側・低め 勇気、行動力、突破力

たとえば、誰も手をつけていないことに、自分から取り組んでみる。
困ったことがあっても、まずはできることを探して動いてみる。
こうした場面を思い浮かべると、第一火星丘の勇気や行動力をイメージしやすいと思います。
ここでの突破力は、目の前の難しさに向き合い、一歩進もうとする力のことです。

1つ目の読み方では、先頭に立つことへのこだわりが控えめ、と説明しました。
2つ目では、自分から動く勇気、と説明しています。
反対のことを言っているように感じるかもしれませんが、見ているものが違うんです。
リーダーになりたいかどうかと、必要なときに動けるかどうかは、同じではありませんよね。

たとえば、普段は自分が中心になって人をまとめようとは思っていない。
でも、誰かが困っているのを見たら、声をかけたり、手を貸したりできる。
こうした姿なら、先頭に立つことへのこだわりが少ないことと、自分から動くことの両方をイメージできます。

あなたにも、周囲を引っ張ろうとは思っていなかったのに、気づいたら自分が動いていた、という場面はありませんか?
仕事でも、家庭でも、友人との間でも構いません。
自分が行動した場面を振り返ると、そのとき何を大事にしていたかが見えてくると思います。
立場のために動いたのか、それとも目の前のことを何とかしたくて動いたのか。
分けて考えてみてください。

手相の言葉だけで自分を決めつけるより、実際の自分の考え方や行動と照らし合わせてみることです。
僕は、自分の性格や才能を知って、それを日常で活かしてほしいと思っています。
起点が低い生命線を見つけたら、何にはこだわらず、どんなときには自分から動けるのか。
2つの見方から、自分の良さを見つけてみてください。

起点の高い・低いを同じ基準で比べたい方は、2つの解釈をまとめた記事も読んでみてください。

生命線の起点を読む2つの解釈を見る

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