あなたの長所は?

『あなたの長所は何ですか?』
そう聞かれて、あなたは何て答えますか?

そう言われても、思いつかない・・・
人に言えるような長所なんて・・・

逆に、
『あなたの短所は何ですか?』
と聞かれたらどうですか?

すんなりと答えられる人が多いのではないでしょうか。

多くの人は、自分の短所は思いつくけど、長所は思いつかない。
もしくは、人に誇れるほどの長所はないから・・・と。
答えづらいと思う人もいるかもしれません。

ここで、ぜひ、あなたに知ってほしいことがあります。
あなたの長所は、実は、あなたの短所の中に隠れているということです。
つまり、短所と同じ数だけ、長所があるということでもあります。

言葉の置き換えのワーク~短所を長所に変える~

あなたの短所を挙げてみてください。

人見知り。神経質。優柔不断。口下手。自分勝手。ぼっち(孤独)。
怖がり。泣き虫。おっちょこちょい。
などなど・・・

どんな言葉が出てきましたか?
実は、その言葉の中にあなたの長所が隠れています。
ぜひ、その言葉を同じような意味合いで、ポジティブな言葉に言い換えてみてください。

例えば、

神経質⇒細かいところに気が付く
優柔不断⇒慎重、考え方が柔軟
口下手⇒繊細、聞き上手
自分勝手⇒自分を大切にしている
ぼっち(孤独)⇒自分の時間を大切にしている、自分の世界を持っている、ブレない

短所は、実は言い方一つで長所になるんです。
良く見てもらうとわかるように、意味合い自体は同じです。
ただ、捉え方が変わっただけです。
マイナスに捉えていたものを、プラスに変えただけ!!

人見知りの私

私自身もたくさんの短所があります。
その中でも代表的な短所は、人見知りです。
初めての人とすぐに気を許して話すことが苦手です。
人と距離を置きたがります。

私は、こういった自分を直そうとしていた時期がありました。

営業の仕事をしたり、コンパや飲み会にたくさん参加したり、
主催したこともありました。
実際、表面上の変化や、コミュニケーション力の成長はあったと思います。
自信や免疫もつきました。

しかし、それでも本質は変わらないということに気づきました。
どれだけ変えようと思って頑張っても、心の本質的に人見知りなのは変わらないということです。

誰とでも仲良くしよう、話をしようとすること自体がストレスです。
入ってきてほしくない領域が自分の中にある。

『人見知り』には、自分が嫌だなと思う面も確かにあるけど。
実は、捨てたくないと思うメリットや自分の好き嫌いがそこにはありました。

変える⇒認める

自分の短所を変えるのはすごく難しいです。
エネルギーがいります。
たくさん抵抗をうけます。(自分自身から)

そのうえ、
心の奥では、実は変えたくないと思っていることが多いものです。

そこで、おススメしたいのは、変えるではなく、認めることです。
その短所は自分の一部だ認めること。
そのためには、マイナスな思い込みを捨てることです。
その短所は、自分が短所と思っているだけ。

ある人から見れば、その短所は長所に見えたり。
あなたの大事な魅力だと感じていることも多いものです。
ぜひ、先ほど行った言葉の置き換えのワークをやってみてください。

あなたが今まで気づかなかった魅力、長所にたくさん気づくと思います。
今まで嫌っていた自分の一面を、認めて受け入れるようになると、
スッと心が楽になります

紙に書きだして、
ワークを試してもらうのがすごく効果的な方法だと思います。
きっと自分に対しての見方が少し変わります。