「もっと自分はこうしたい、こうしたかったを伝えたかった。
周りに言いたかった」

今回の過去生カルマ解放セッションの後半で、お客様が話してくださった言葉です。

最初に伺ったのは、仕事の方向性についてのお悩みでした。
いくつかの学びに取り組んできたけれど、何を中心にして収入につなげるのか、どこへ向かうのかが分からなくなった。
以前のように直感で進めない感覚もある。
恋愛や再婚への思いがありながら、動かない自分にも気づいている。
そんなところから、対話を始めました。

ここでは、2026年9月25日のセッションでお話しした10の場面と、その場でお客様が答えてくださったことを振り返ります。
場面は、セッション中に僕がお伝えしたイメージです。
歴史上の出来事や、お客様が実際に経験した過去生として確かめられたものではありません。

僕が説明した感情や受け取り方と、お客様ご自身の言葉は、分けてご紹介します。

過去生カルマ解放セッション振り返り資料 4ページ目・10場面の全体図
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1.一人で歩く旅人――「自分を守るため」

最初に僕がお伝えしたのは、笠をかぶり、草鞋を履いた旅人が、土の道を一人で歩き続けるイメージでした。
どこへ向かうのか、いつ着くのかもはっきりしない。
ただ前を向いて歩いている場面です。

お客様は、ゴールが見えず、とりあえず進んでいる感じが今の自分と重なると話されました。
その旅人をイメージしたときの感覚は、「無ですね。
何も感じてない感じ」。
さらにお聞きすると、「自分を傷つけないようにしている感じ」と答えてくださいました。

僕からは、苦しさや孤独を口にしたら、かえって立てなくなりそうで、黙って進んでいるような感覚をお伝えしました。
その感覚を持ち続ける理由を尋ねたとき、お客様から出てきた言葉は「自分を守るため」でした。

振り返って、どう思うか。
その問いには、「もっと言葉にするべきだったかなと思います」と答えられました。
ここでは、一人で進む姿から、気持ちを言葉にすることへ話がつながっていきました。

2.老夫婦の家――親切を受け取ったのに、申し訳なくなる

次は、旅の途中で老夫婦の家に招かれ、泊めてもらう場面でした。
ところが、自分が泊まることをきっかけに夫婦が言い争いを始める。
口を出せず、じっとしている。
そんなイメージを僕がお話ししました。

お客様は、「ほいほいついてっちゃだめなのかな?」と答えられました。
僕からは、親切を受けたことで相手に迷惑をかけてしまったという申し訳なさと、誰にも頼らず自分だけでやっていれば、こんな面倒は起こらなかったのに、という感覚を説明しました。

その感覚を持っている理由について、お客様は「同じ過ちを起こさない」と話されました。
一方で、親切に応じて夫婦が喧嘩になったら申し訳なく感じるのは仕方がないし、同じことがあれば、またそう考えるだろうとも話されました。

そこで僕は、出来事への判断と、そのときの苦しさをこれからも抱え続けることについて、説明を重ねました。
お客様が「続けたくないです」と答えられ、手放してよいかを確認して、次へ進みました。

3.引き取られた子ども――そこにいることが負担に感じられる

貧しい時代、子どもたちを引き取って育てている場所。
新しく迎えられた子どもが、大人同士の口論を聞いているイメージをお伝えしました。

僕が説明したのは、ここでしか生きていけないのに、自分がいることで大人を困らせているように感じる申し訳なさでした。
自分に力があれば、人の目を気にしながら生きなくてよいのに、という思いもお話ししました。

お客様からは、「いろんな大人がいるんだな」という言葉が出てきました。
その感情を振り返ったときには、「感情を持つことは仕方なかったなと思う」と話され、続けて持つかという問いに「手放したいです」と答えられました。

老夫婦の家とは違う場面ですが、ここでも、誰かの助けを必要とすることと、申し訳なさが重なるイメージを扱いました。

4.一人旅の浪人――自由と寂しさを一緒にしない

各地で仕事をしながら、一人で旅を続ける浪人。
人と関わっても、仕事をしてお金を受け取るだけで、深い関係にはならない。
そんな場面を僕がお伝えしました。

お客様は、「どこでもやっていけるよ。
自分の能力さえあれば」と話されました。
僕からは、自由に生きられる強さがある一方で、本当は分かり合える人を求めていても、その寂しさを認めるのが怖くて、「この生き方でいい」と言い聞かせているような感覚を説明しました。

この場面の後、僕は「人とつながること」と「自由がなくなること」、そして「自由」と「孤独」の違いを確認する働きかけを行いました。
自由のために愛やつながりを遠ざける、というパターンについても、お客様の返答を伺いながら進めました。

5.山の洞窟――願いを受け取ってもらえなかった感覚

山の祠や洞窟のような場所に、お供え物と願いを持って行く。
けれど、願いを聞いてもらえず、追い返される。
僕がお伝えしたのは、そんなイメージでした。

僕からは、認めてもらえなかったショックや後悔、最後の頼み先にも助けてもらえなかったような絶望感を説明しました。
お客様は、その場面について、話を聞いてもらえるほど徳を積めていなかったのでは、という受け取り方を話されました。

その感覚を持ち続けた意味を尋ねると、「日頃の行いをよくしようと思えれた」と答えられました。
僕は、誠実に生きようと思える面と、自分には助けてもらう価値がないと感じる面の両方がある、という説明をしました。

その後、お客様は「手放します」と答えられました。
前半の終わりには、強さや思いやり、人に貢献する気持ちなど、この対話で扱った良い面についても振り返りました。

前半の確認――その場で答えた数字と、まだ出てこなかった答え

前半の対話に入る前、僕はいくつかの言葉について、どれくらい強く感じるかを1から10でお聞きしました。
同じ言葉を、前半の対話の後にもう一度尋ねています。

確認した言葉 最初の回答 前半の対話後
期待をしてはいけない 10 1
信じてはいけない 6 1
気づいてはいけない 4 1

これは、お客様がセッション中に答えてくださった感覚の強さです。
測定された効果や、日常で続く変化を示す数字ではありません。

感覚をお聞きすると、「軽い感じします」という言葉がありました。
以前のように直感で進めないことについては、「やりたいならやればいいんじゃない?」とも答えられました。

ただ、仕事の方向性については、この時点で「何にも出てこない」という返答もありました。
そのまま問いを重ねる中で、「人のためになること。
人が喜ぶこと」「深めたい。
学びたい」という思いが出てきて、後には「仕事はもうとりあえず学びに行ってきますね」と話されました。

恋愛については、一度「どうでもいい」という返答がありました。
僕は、それだけで今後の結論を決めず、もう少し気持ちを確かめることをご提案し、後半の対話へ進みました。

6.別れを迎えた男性――自分の感情は意味がない、と思う場面

後半で僕がお伝えしたのは、結婚を約束していた二人が、家の都合で会えなくなるイメージです。
まず男性側の立場から、その場面をお話ししました。

お客様から出てきたのは、「自分の感情は意味ないんだな」という言葉でした。
僕からは、二人で過ごした時間まで否定されたような気持ちや、報われないことへの怒り、同じ痛みを避けたいという感覚を説明しました。

その感覚を持つ理由を尋ねたとき、お客様は「自分を守りたい」と答えられました。
ここでも、傷つかないように自分を守る、という言葉が出てきました。

7.別れを迎えた女性――同じ場面で、父親に「嫌です」と言ったら

次は、同じ別れを女性側の立場から見たイメージです。
親の決定に逆らえず、自分が望んだ人とは別の人との結婚を受け入れる。
その場面を僕がお伝えし、対話を続けました。

その後、父親から別の人と結婚するように言われている場面に戻りました。
僕は、そこで父親に面と向かって「嫌です」と言ったら、困ることがありそうかをお聞きしました。

最初の答えは「生きていけない」でした。
その不安をまだ必要とするかを確認し、働きかけを行った後、同じ場面で同じ趣旨の問いをもう一度尋ねました。

そのときのお客様の答えが、「ない」でした。

この「ない」は、そのイメージの中で父親に断った場合、まだ困ることがあるかという問いへの返答です。
同じ場面に戻り、そのときの受け止め方を確かめたやりとりでした。

過去生カルマ解放セッション振り返り資料 20ページ目・同じ場面で父親に「嫌です」と言った場合、困ることがあるかを再確認した対話です。
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8.戦場――自分だけが残された寂しさ

次のイメージは、馬に乗り、弓を持って仲間と戦っていた人が、気づくと一人になっている場面でした。
僕は、生き残った安堵よりも、自分だけが取り残されたような悲しさや寂しさをお伝えしました。

お客様は、「一人で生きている意味がないな」と話されました。
その感覚を持つ意味については、「一人は寂しいよ」という言葉もありました。

振り返りを行い、お客様が「手放します」と答えられた後、同じ人生の続きとして、村へ帰る場面をお話ししました。

9.村への帰還――頑張ったのに、責められる

一人で村へ戻った人が、仲間の家族から「他の人はどうなったのか」と問われる。
生き残ったことを喜ばれるより、責任を背負わされるように感じる。
そんなイメージを僕がお伝えしました。

お客様は、「勝敗にかかわらなければよかった」と答えられました。
僕からは、頑張って戦ったのに、何のためだったのか分からなくなる虚しさと、「よく頑張った」「生きていてよかった」と言ってもらいたかったような気持ちを説明しました。

感覚を持ち続ける理由については、この場面では答えがすぐには出ませんでした。
そのまま振り返りを続け、お客様は「手放します」と答えられました。

10.子どもを抱いた母親――強く反応した悲しみ

最後に僕がお伝えしたのは、暮らしが厳しい時代に、幼い子どもを抱えて生きている母親のイメージでした。
子どもを守ろうとしていたけれど、腕の中で先に亡くしてしまう場面です。

その場面について、僕は、守る存在を失った虚しさや悲しみ、助けてもらえなかったような絶望感を説明しました。
対話の後には、命の大切さや、人を守る強さについても振り返り、お客様からは「愛情」という言葉が出てきました。

後で、心が反応したところを尋ねたとき、お客様は「腕の中で死んじゃったのがすごい悲しかったです」と話されました。
続けて、今のお子さんがちゃんと生きられるか、不安になることがあるとも話してくださいました。

この二つの話が、同じセッションの中で出てきたことを、ここに記録します。
母親のイメージが現実の不安の原因だったと、確かめられたわけではありません。

僕からは、後半の場面には、大切な人に先立たれる悲しさや、最後に失う怖さという共通点があるのではないかとお伝えしました。
これは、その場での僕の受け取り方です。

「もっと自分の気持ちを伝えたかった」

後半の振り返りでは、お客様から、冒頭でご紹介した「もっと自分はこうしたい、こうしたかったを伝えたかった。
周りに言いたかった」という言葉が出てきました。

一人で進む旅人、人に頼ることをためらう場面、望んだ相手との別れ。
違うイメージをたどりながら、言葉にできなかった思いが、繰り返し対話の中に出てきた時間でした。

ただ、後半について、お客様がすべてをはっきり理解できたと話されたわけではありません。
馬に乗っていた人の場面が恋愛とどう関係するのかという疑問もあり、途中には「わかんないです」という返答もありました。

全体の感想としては、「なんか今の自分だなって思うことは多々ありました」。
最後には、「面白かったです」「こういうとこあるなあっていう気づきがたくさんありました」と話してくださいました。

この記事でお伝えできるのは、当日の対話と、その場でのお客様の感覚や気づきまでです。
その後の仕事や恋愛がどう変わったかについては、今回の録画にはありません。

過去生カルマ解放セッション振り返り資料 27ページ目・10場面を通した振り返り
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話したことを、後からたどれるように

今回は、この10場面と対話を振り返れるよう、図解入りの28ページの資料にもまとめました。
場面の情景、僕が説明した感覚、お客様が話された言葉を、順番に見返せる形にしています。

イメージの意味を一つに決めず、自分が反応した言葉や場面を振り返るための資料です。
こちらの記事と合わせて、ご覧いただけたらと思います。

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