
まず結論|グリルは「網目状」の印です
手のひらに、細い線が交差して「あみあみ」に見える場所がある。
それを見つけて、「これって悪い手相なのかな」と気になった方もいるかもしれません。
結論から言うと、手相のグリルは、何本かの短い線が交差して網目のように見える印です。
別名を格子紋(こうしもん)、あみあみといいます。
ただし、グリルがあるだけで「悪い」とは決めません。
どの場所にあるかで、読む意味が変わるからです。
グリルは、縦・横・ななめの短い線が何本か重なって、小さな網目に見える形です。
はっきりした一本の線ではなく、細かい線が集まっているのが特徴です。
手相では、二本の線が交わるバツ印と、何本もの線が重なったグリルは分けて見ます。
一度よく見るだけでも、いま見ている印がどちらなのか、落ち着いて確かめやすくなります。

「グリルがある=悪い手相」ではありません
手相の解説には、「グリルはその場所の意味を弱める」と書くものがあります。
そのため、グリルを見つけると不安になる人が多いのだと思います。
ただ、格子紋は出ている場所によって、プラスの意味として読む場所もあります。
土星丘や水星丘のように、流派・占い師・書籍で解釈が分かれる場所もあります。
形だけで吉凶を決めず、まず場所の意味から考えてください。
手相でいう「丘」は、指の下や親指の付け根にある、少しふくらんだ場所のことです。
グリルは、その丘が表すテーマと組み合わせて読みます。
グリルが出る場所を、全部見ていきます
グリルは、木星丘・土星丘・太陽丘・水星丘・金星丘・月丘・地丘・第一火星丘・第二火星丘の、どこにあるかで読み方が変わります。
さらに、生命線・知能線・感情線・運命線などの主要線に重なる場合も、丘とは別に見ます。

共通してプラスの意味で読む3か所
| 場所 | どこにある? | グリルがあるときの読み方 |
|---|---|---|
| 木星丘 | 人さし指の付け根の少し下のふくらみ | 出世運・向上心・社会的な評価が高まる印 |
| 太陽丘 | 薬指の付け根の少し下のふくらみ | 独自のセンス、芸術的な才能、人気や商売の成功につながる印 |
| 金星丘 | 親指の付け根を囲む大きなふくらみ | 家庭円満、愛情深さ、生命力や気配りを表す印 |
私は、木星丘・太陽丘・金星丘にあるグリルを、共通してプラスの意味で読んでいます。
たとえば太陽丘なら、「幸せをつかむ網」と表現し、個性的な才能や人気につながる印として読んでいます。
解釈が分かれる2か所
| 場所 | どこにある? | プラスの解釈/注意する解釈 |
|---|---|---|
| 土星丘 | 中指の付け根の少し下のふくらみ | 忍耐力・向上心・慎重さ・集中力。反対に、視野が狭くなっていないか、失敗しやすくなっていないかを見る流派もある |
| 水星丘 | 小指の付け根の少し下のふくらみ | 金運・商売の感覚・交渉力。反対に、お金の流れや伝え方に注意する印と読む流派もある |
土星丘と水星丘は、グリルの読み方が分かれやすい場所です。
検索で一つの意味を見つけただけで、自分のことを決めつけなくて大丈夫です。
解釈が割れる場所では、手全体を見て読んでいきます。
慎重に見る4か所
| 場所 | どこにある? | グリルがあるときに見るテーマ |
|---|---|---|
| 月丘 | 手首に近い、小指側のふくらみ | 発想力・想像力が弱っていないか |
| 地丘 | 手首の付け根に近い、手のひら下部の中央 | 立ち直る力や、家族・家系との関わり |
| 第一火星丘 | 人さし指側の手のひら中央 | 闘争心や、物事に取り組む情熱 |
| 第二火星丘 | 小指側の手のひら中央 | 自制心・忍耐力・我慢強さ |
月丘・地丘・第一火星丘・第二火星丘では、その場所が表す力が弱っていないかを確認します。
グリルだけで「悪い」と決めるのではなく、その丘のふくらみ、周りの線、両手の違いまで一緒に見てください。
主要線に重なる場合
生命線・知能線・感情線・運命線・太陽線・財運線などの主要線にグリルが重なる場合は、その線が表すテーマに停滞や課題が出ていないかを見ます。
丘に出るグリルと同じ読み方にはならないので、線の上にあるのか、丘の中にあるのかを分けて確認してください。
ただ、これは「グリルがあるから必ず成功する」「必ず悪いことが起きる」という話ではありません。
手相は、印を一つだけ取り出して未来を決めるものではなく、その場所・線の濃さ・周りの線との関係を合わせて見ていきます。
過去の記事では、場所ごとに読み方が分かれるところも詳しく解説しています。
手相に「あみあみ」マークが出てきたら・・・も、あわせて読んでみてください。
グリルを見つけたら、まずこの順番で見てみてください
グリルらしき印を見つけたときは、最初から意味を調べすぎなくて大丈夫です。
まずは「形」「場所」「ほかの線との関係」を順番に確認してみてください。

1.本当に「網目」になっているか
二本だけが交わっているなら、グリルではなくバツ印かもしれません。
何本かの短い線が、同じ場所で重なって網目のようになっているかを、明るい場所で見てみましょう。
2.どの丘に出ているか
人さし指の下、薬指の下、親指の付け根など、どこにあるかを先に確かめます。
丘の場所が分かると、「その印が何のテーマに関わるのか」を考える入口になります。
3.主要な線に重なっていないか
生命線・知能線・感情線・運命線の上に細かい線が重なっているときは、その主要な線との関係も見ます。
グリルだけを切り離すのではなく、線が途中で弱くなっているのか、周りに別の印があるのかまで見ると、読み違いが減ります。
グリルが出ていても、手相は一つの印だけで決まりません
手相を見ていると、「この印は良い?悪い?」と、早く答えがほしくなることがあります。
私は、線の名前を覚えるだけではなく、出ている場所や向き、周りの線との関係から意味を読み解いています。
グリルも同じです。
まずは自分の手のどこにあるかを見て、気になるときは手全体を見ながら意味を整理していきましょう。
よくある質問
グリルとバツ印は同じですか?
同じではありません。
バツ印は二本の線が交わる形で、グリルは複数の短い線が網目状に重なる形です。
まずは線の本数と形を見分けてください。
グリルは悪い意味ですか?
場所によって読み方が変わります。
木星丘・太陽丘・金星丘ではプラスの意味で読み、土星丘・水星丘は解釈が分かれます。
月丘・地丘・第一火星丘・第二火星丘、そして主要線に重なる場合は、その場所や線の力が弱っていないかを確認します。
グリルが薄くても意味がありますか?
薄くて形がはっきりしない場合は、無理にグリルと決めなくて大丈夫です。
照明や手の乾燥で細かい線が目立つこともあるため、日を変えて見たり、手全体の写真で確認したりしてみてください。
左右の手で意味は違いますか?
左右のどちらか一方だけを見て結論を出すより、両手を比べてください。
利き手・反対の手のどちらを現在や生まれ持った傾向として読むかは流派による違いもあるため、同じ流派の見方でそろえて確認しましょう。









