夢が見つからない理由

占い師の仕事をしていると、

「自分の夢がわからない」
「好きなこと・やりたいことがわからない」
「やりたい仕事がわからない」

こういった悩み・相談って結構多いです。

この記事では、
「夢が見つからない理由」

「どうしたら夢が見つかるのか?」
について僕の考えを述べていこうと思います。

「夢が見つからない理由」の1つめ

「夢が見つからない理由」の1つめは、

夢が見つかるのを怖がっている

です。

これは、顕在意識領域のことではなく、潜在意識領域で。
ってことを付け足しておきます。

ようは、
自分の頭では分かってないけど、
心の奥底で、無意識に怖がっているということです。

夢が見つかるとどうなるでしょうか?

その、どうしても目指したい夢が、あきらかに困難だらけ。
厳しい道だとしたら。
自分を成長させることが必要で、たくさんの課題と向き合わないといけないものだったとしたら。

見つからない方がいい。
傷つかなくて済むし。
失敗を怖がらなくて済むし。
頑張らなくて済むし。

つまり、
夢が見つからない苦しさよりも、
夢が見つかって、それを目指す過程で味わうであろう苦しさが大きくて怖いから。

だったら、見えなくしちゃおう。
ないことにしちゃおう。
見つからないことにしちゃおう。

人の心にはこんな働きがあります。

夢を見つけることには、覚悟が必要だってことです。

と言っても、現実に、本当にそうで。
真実だってことではなく
心の奥底(潜在意識)で、そう思いこんで、怖れているってことです。

まずは、自分が無意識に、
見ないようにしているのかも。
見つからないようにしているのかも。
あるけど、認めたくないのかも。
認めるのがこわいのかも。

そう考えてみてください。
その怖さの存在に気づくことで、
夢を見つけるキッカケになります。

「夢が見つからない理由」の2つめ

「夢が見つからない理由」の2つめは、

周りの期待に応える夢じゃないとダメって思ってる

これは、人によっては意識出来てる人もいるかもしれません。
確かに、そうかもって。

でも、無意識にそうしちゃっていて。
自分では気づいていない人もいます。

『成功しないといけない』
この想い・気持ちが強い人は、おそらく持っていますよ。

親に認めてもらえるように。
親を納得させるために。
恋人に認めてもらうために。
恋人を納得させるために。
パートナーに認めてもらうために。
パートナーを納得させるために。
誰かを見返すために。
誰かを納得させるために。
世間体を考えると。

『お金に困らないようにするために』
これも、本質的には、誰かの目を気にしていることが多いです。

この状態だと、

『本当にやりたい夢』があったとしても、
無意識に伏せたり。
無意識に自分に期待を向ける誰かの夢・要望に応えるように合わせちゃいますよね。

自分にこう質問してみてください。

「本当は、どうしたい?」
「本当は、どうなりたい?」
「本当は、何が欲しい?」
「本当は、どんな自分でありたい?」
「本当は、どう生きたい?」

質問が、人生の扉を開く鍵です。
質問した答えは、必ず与えられます。

「夢が見つからない理由」の3つめ

「夢が見つからない理由」の3つめは、

探していない・試していない

あなたの好きな食べ物は何ですか?
それは、どうやって見つけましたか?

生れた瞬間に好きな食べ物を知っている赤ちゃんがいいるでしょうか?

おそらく、試しに食べてみて。
自分の中にある「好き・嫌い」の基準に気づいていって。
いくつも「初めて食べるもの」を試していって、
好きな食べ物を見つけていったんじゃないでしょうか。

「好きなこと」が見つからない
「やりたいこと」が見つからない
「やりたい趣味」が見つからない
「やりたい仕事」が見つからない
「夢」が見つからない

そんな悩みを持ってるあなたに聞きます。
探していますか?
試していますか?

味見をしてみましょう。
「いいかも」と思ったものを片っ端から。

「夢が見つからない理由」の4つめ

「夢が見つからない理由」の4つめは、

夢の定義が常識に縛られている

あなたにとって、「夢」って、どんなイメージでしょうか?
例えば、どんなものを想像しますか?

・お金持ちになる
・独立する
・起業する
・歌手になる
・有名人になる
・有名Youtuberになる
・一軒家を購入する
などなど。

他人から見て分かりやすくて、大きくて、きらびやかなもの。

夢に、そんな条件をくっつけていませんか?

夢は、
誰かと比べるためにあるわけではないですよね。
誰かに評価されるためにあるわけではないですよね。

だから、
誰かに褒められる夢である必要はないし。
誰かに分かりやすい夢である必要もない。
誰かと同じである必要もない。

分かりやすい必要もないし。
明確である必要もない。
ふわっとしていてもいいじゃないですか。

大事なことは、
「条件」
を明確にすることです。

暖かいところに住みたい。
家族といつも穏やかな気持ちで接していたい。
趣味をたくさん楽しみたい。
人から感謝されるやりがいのある仕事をしていたい。
時間や場所に縛られない働き方がしたい。
人のぬくもりを感じられる仕事がしたい。
子供と関わる仕事がしたい。
etc…

自分の理想の人生、生き方、働き方などに必要な条件を明確にする

その条件が夢でいいですよね。
その条件が満たされるほどに、幸せになれるんですから。