自分が本当にしたいことがわからない人

「私は本当は何をしたいんだろう?」
「どんな仕事をしたいんだろう?」

悩んでいる人はけっこう多いです。

占いにも、こういう方はよく来られます。
高校生、大学生みたいな若年層の人もいれば。
社会人1・2年目の方もいるし。
50代、60代の方もいます。

「自分が本当にしたいことがわからない」

これは、年齢や性別に関わらず。
人間誰にも共通する悩みなんだろうと思います。
これに悩むことなく、人生を終える人はほとんどいないかもしれません。

「やりたいこと」がわからない原因は何か?

多くの人は、そのままで受取ると思います。
「やりたいこと」がわからないのは、
「やりたいこと」がわからないからだと。

「やりたいこと」がわからない

僕が考える原因は2つです。
1つ目は、

『本当は「やりたいこと」あるんだけど、自分がそれを許してない、認めてない。』

というパターンです。

実際に、よくよく話を聞いていくと、
「やりたいことあるじゃん。」
ってことよくあります。

つまりは、
「やりたいこと」はあるんだけど。

「実際に、やるのは怖い。」

ってことなんです。

もしくは、
「自信がない」

でも、結局はこれも「怖い」という感情から来てます。

僕は、ヒーリングの手法を使って。
「やりたいこと」がわからない
この問題を作りだしている根っこを探って、解放していくこともやりますが。

この問題の根底にある「怖れ」を緩めていくと。
『やりたいこと』を自分で気づくようになることが多いです。

そう。
「やりたいこと」がわからない
じゃなくて。

「やりたいこと」を見ないようにしてた。
「やりたいこと」に気づかないようにしてた。

こっちが正解だと思います。

その方が、意図的にそうしてはわけではありません。
無意識です。
無意識には、「怖いもの」には蓋をする。
そういう仕組みがあるってことなんです。

もう1つの原因

もう1つの原因があるとすれば、それは、

『探してないこと』

です。

これも結局は、
「やりたいこと」を見ないようにしてた。
「やりたいこと」に気づかないようにしてた。
が根っこにあるとは思いますが。

『「やりたいこと」がわからない』

この悩みのほとんどは、「やりたい仕事」を指すことが多いです。
ここがミソです。

皆さんは、今ご自身で思いつく「好きな食べ物」って、どうやって見つけましたか?

食べてみましたよね。
食べてみたから、
「美味しい」
「これ好き」
って、好きな食べ物に認定されたんだと思います。

だけど、仕事ってどうでしょうか?

ほとんどの場合、
〇給料
〇労働時間
〇職種
〇なんとなくの情報
で選んで、決めるし。

一度、勤めだしたら、
「簡単に辞めてはいけない」
「すぐに辞めてはいけない」

そうなってることが多いし。
それが常識みたいになってますよね。

食べ物に例えたら、
味見せずに、毎日の主食を決めて。
たとえ、どんな味だったとしても、
「食べ物って、こんな味なんだよね。しょうがないよね。」
で、耐えられなくなるまで、食べ続けるみたいなものでしょうか。

で、耐えられなくなって。
「もう食べたくない!!」
と言って、食べるのを辞めたものの。

また、同じように、味見せずに選ぶものだから。
同じように繰り返してしまう・・・・

せめて、味見したらいいですよね。

「この仕事、美味しそうだな。」
って思ったら、せめて調べてみる。
趣味レベルで体験できそうなことだったら、実際にやってみる。

そうやって、
「これって、どんな味がするんだろう?」
「ちょっと味見してみよう」
って、味見してみる。

そうやって、探すうちに、味見をしていくうちに、
「自分の好み」の傾向が見つかると思います。

「自分が本当にしたいこと」のヒントが見つかるはずです。

「自分が本当にしたいことがわからない」ってなったら。

「『自分の本当にしたいこと』って何だろう?」
「『自分の本当にやりたい仕事』って何だろう?」

そう思ったら、やってほしいことがあります。

1つ目は、「書き出すこと」

制限が何もなかったら。
お金もある、時間もある、才能もある、人脈もある。
何でもある状態だったら。

「何をしたいのか?」

を書き出してみてください。

「何をしたいのか」分からない一番の原因は、自分にリミッターを付けているからです。
制限をかけているから。
自分で見えない足かせをつけているから。

だから、あえて意識的に、
「制限は何もない」
という条件をつけて。

「何をしたいのか?」

を書き出してみてください。

2つ目は、「探してみること」です。

「引き寄せの法則」、「脳の情報フィルター」の働きを使うんです。

「関心を向けていること」、「関心を向けている情報」
が目の前に現われやすくなります。
気づきやすくなります。
集まりやすくなります。

「『自分の本当にしたいこと』って何だろう?」
「『自分の本当にやりたい仕事』って何だろう?」

そう悩んだときは、ぜひ、やってみてください。