人生が嫌になったとき

これを読んでいるあなたは、
何か一生懸命になっていたことに失敗したり、挫折したり。
望んでいることが叶わなかったり。
大事な人との別れがあったり。

自分自身に失望して。
人生に失望して。
生きる意味がわからなくなっているかもしれません。

もしくは、大事な誰かのためにこの記事を見つけてくれたのかもしれません。

この記事があなたにとって少しでも希望を与えるものであれば嬉しいです。

自分の人生が上手くいかないと思ったときには

まず、疑ってみてください。

『私が今考えている幸せは、本当に私の望む幸せだろうか?』
『私が今考えている幸せは、本当に私の望む成功だろうか?』

それって、親や先生から受け取った
『あなたに、そうなってほしい。』
親や先生にとっての幸せではないですか?

人は、いつのまにか誰かの幸せを背負っていたり。
誰かの幸せを、自分の幸せだと思って生きていることがあります。

そして、社会の常識やテレビ・メディアで見た情報から。
幸せ=○○だ。
という社会の常識やブームから

私にとっての幸せは○○だ。
と知らず知らずに作っていることがあります。

例えば、
・お金持ちになることが幸せだ。
・逆に、お金はあまり持ってないほうが幸せだ。
・起業・独立するのが幸せ・
・安定した大企業、公務員の仕事に就くのが幸せ。
とか。

こんな義務感を背負っている場合もあります。

・親孝行しないといけない
・結婚しないといけない
・離婚してはいけない
・会社を辞めてはいけない
・嫌なことも我慢しないといけない
・努力することが良いことだ

誰かが望む幸せ、社会に植え付けられた幸せ観が、そのまま自分の幸せになってしまうと。
やっぱり苦しくなってきます。
その作られた幸せに進んでいくにつれて。

『あなたの今考えている幸せは、あなたが本当に望んでる幸せですか?』

時間は未来から過去にへと流れている

今、世の中では、まだ一般的に、
『時間は過去から未来へと流れている。』
そう教えられています。

ほとんどの人がそう信じています。

しかし、
最新の科学(量子論など)の知見や、仏教のおおもとの考え方では、
『時間は未来から過去へと流れている。』
と言われています。

これは、川の流れをイメージしてもらうと分かりやすいです。

『10秒後の未来』は、10秒後には、『今』になります。
『今』は、10秒後には、『過去』になっています。

『ん~??』
ってなりますよね。
そう考えると、確かに、過去から未来に時間が流れるというほうが違和感を感じてきます。

不思議ですね。

この考え方のほうが正解ですよ。
と言いたいのではありません。

どっちもありだとして。
そう考えてみたらどうかということ。

原因は過去にはない

人は、いろんな結果の原因を過去にあると考えることが普通になってますよね。

学歴だ高いほうが成功しやすいとか。
子どもの頃から人見知りだから。
もともとお金の計算が苦手だから。
過去に大きな失敗をしたから。

でも本当にそうでしょうか?

未来から過去へと時間が流れてるとしたら。
川の流れで例えてみましょう。

川から桃が流れてきました。
さて、桃はまた流れてくるでしょうか?

今、川から桃が流れてきたから。(現在)
昨日、桃が流れてきたから。(過去)
明日も、桃が流れてくるはずだ。(未来)

これっておかしいですよね。
でも、同じようなこと言ってること多いですね。

今まで上手くいったことないから。
やったことないから。
経験がないから。
人見知りだから。

話すの苦手だから。
頭悪いから。
遅刻ぐせがあるから。

それって、よく考えたら。
昨日、桃が流れてきたから。
今日も、桃が流れてくるはず。

そう言ってるのとすごく似てますよね。

原因は未来にある

『時間が未来から過去へと流れる』
なら

原因は未来にあるはずですよね。

川から桃が流れてきた原因は、
川上にあるはず。

じゃあ、川上に原因を作ればいい。
未来に原因を作ればいい。

じゃあ、未来に原因をつくるとは、どういうことか?

それは、
『思い描くこと』
です。

『未来を思い描くこと』

毎日、川から桃が流れてくるようにするためには、川上にどんな仕掛けをすればいいか?
とか

毎日、イノシシを捕まえるためには?
とか。

そう考えると、
川上に桃の木を植えればいいかも。
とか。

山のいたるところに、罠をしかければいいかも。
とか。

未来に原因を作れますよね。
じゃあ、自分の人生ならどうか?

それは、
理想の未来を思い描くこと
です。

それが、
できるかどうかなんて悩む必要はないんです。
だって、原因は未来にあるから。

一番大事なのは、
『まず、思い描くこと』

『あなたの望む理想の未来はなんですか?』
ぜひ、思い浮かべてみてください。

それが叶うかどうかの原因は未来にあります。
そして、『思い浮かべること』。
それが、原因になります。