自分の性格が嫌だ!!

クヨクヨする自分が嫌だ。
人見知りな自分が嫌だ。
優柔不断な自分が嫌だ。
勇気がない自分が嫌だ。

あなたは、自分の性格をどう思っていますか?
自分の短所をどう思っていますか?

人には、誰でも短所があります。
直したいと思っている部分があるものです。

しかし、あなたの性格の短所の部分を嫌ってしまうと、自分のことを本当に好きになれません。
それは、すごく勿体ないことだと思います。

短所をよく観察してみる

あなたの性格の中の『短所』。
その部分をぜひ、観察してみませんか?

他人でも、見た目は怖そうだけど、よくよく接してみると、優しい人だったということはありませんか?
あなたが『短所』だと思っている部分は、実はすごいギャップの持ち主かも!?
2つの質問をしたいと思います。

まず1つ目、『あなたが短所だと思っている部分のせいで、起こった出来事は何でしょうか?』
あなたが、その部分があるせいで、困った、苦しめられたことって何ですか?
たぶん、あなたがよく見ている『短所』だと思う原因となったことかもしれません。
すぐ思いつく人が多いのではないでしょうか。

では2つ目、『その部分のおかげで、起こった出来事は何でしょうか?』
その部分のおかげで、得していることは何ですか?
その部分のおかげで助かったことは何ですか?
その部分のおかげで守られているものは何ですか?

その『短所』だと思っている部分のおかげで、甘えさせてもらっている部分、
もしくは、人に助けてもらえている部分はありませんか?
多くの人は、気づいてないですが。

実は、『短所』だと思っている部分に、多くの人は助けてもらっていることがあるかもしれません。
実は、何かしら、役に立っていることがあるかも。

実は、僕の『人見知り』はちゃんと役に立っていた!!

例えば、僕には、『人見知り』という、短所だと思っている部分がありました。
この部分のせいで、僕は、人と打ち解けて話すが苦手でした。
この部分のせいで、あまり友達が多くありません。
この部分のせいで、人に壁をつくることがありました。

しかし、
この部分のおかげで、自分の時間を自分の本当に使いたいことに使うことが出来ていました。
この部分のおかげで、自分の大事な価値観を守ることが出来ていました。
この部分のおかげで、自分と同じような価値観を持つ友達をつくることができました。

結局、僕が勝手に『人見知り』だと。
自分の性格の『嫌な部分』だと。
責めていた部分、嫌っていた部分は、僕の役に立ってくれているものでした。
僕が自身が必要としていて、僕自身が手放さなかったものでした。

その部分は、僕を守ってくれていたものだし。
僕の要望を聞いて、動いてくれていたもの。
時に、過剰に反応してしまうことはあっても。

それは、僕のためにあるものでした。

認めてあげること

あなたは、自分の性格の中に『嫌っている部分』はありませんか?
『邪魔』だと思っている部分はありませんか?

ぜひ、一度、観察してみてください。
実は、今まで見えていなかったものが、見えるかもしれません。
本当は、あなたが望んで手放さなかったものかも。
本当は、あなを守るために傍にいたのかもしれません。

その部分を、認めてあげる。
好きにならなくてもいいから。
あるってこと。
自分の中にいるってこと。

無理に、性格を良くしたいからと。
無理に、性格を変えようと努力するよりも。
それを認めてあげるだけで、楽になります。
自分に自信が持てます。
あなたの中のバランスが保てるようになります。

ぜひ、『~せいで』だけじゃなく、『~おかげで』も観察してみてください。