ストレスの多くは人間関係が原因!?

現代社会は、ストレスが多い社会だとといわれます。
世の中の多くの人がストレスを抱えて生きています。
なかには、うつ病になってしまう人さえいます。

そもそも、ストレスの原因は何かというと、その多くは人間関係にあります。
人の持つ悩みの元は、人間関係がからんでいるものがほとんどです。

『あの人とはそりが合わない。』
『自分のことを分かってくれない。』
『うまくコミュニケーションが取れない。』

ここでは、人間関係のストレスを感じない方法を紹介していきます。
まず、大前提として大切なことがあります。
それは、人間は一人ひとり違うということです。

同じ人はいない!!十人十色

人間関係のストレスの大きな原因の一つに、自分が正しいと思ってしまうことがあります

人間には、一人ひとりに違う人生観・価値観・考え方があります。
それは、たとえ親子や兄弟、夫婦であってもです。
同じ環境にいる人でも、価値観・考え方には違いがあります。

人は、どうしても自分の価値観・考え方が正しくて、普通だと思いがちです。
でも、人によって正しいものの基準は変わってきます。

人間関係のトラブルやストレスの主な原因は、自分の価値観を他人に押し付けてしまうことです。

反対に立ち場に立つと分かることですが。
他人からその人の価値観を押し付けられることは苦痛でしかありません。
その反応の多くは、拒否や反発、無視といった形で返ってくることが多いです。

そして、押し付けたほうも、押し付けられたほうもストレスになります
良いことはないです。

目の前の人は、自分とは違うと知っておく!!

一番大切なことは、目の前の人は、自分とは違うと知っておくことです。
その人は、自分が好きなものが好きとは限りません。

自分の嫌いなものが好きなことだってあります。
それを理解したうえで、その人と付き合うことです。
すると、感じるストレスは少なくなります。
トラブルになる言動や行動を、わざわざすることもなくなります。

お互いが、お互いの違いを認めることが、すごく大切です。

コミュニケーションの方法を変えてみる!!

とは言っても、それでも上手くいかない人間関係もあるのが事実です。
その時の対応を2つ紹介します。

1つ目は、コミュニケーションの方法を変えることです。

ある人に対して、我慢というコミュニケーションの方法をとっていたとしたら、無視したり、攻撃してみることも一つの方法です。
和解をしようとしていたけど、無理だと感じたら、距離を置くようしてみるのも一つです。
大事なことは、上手くいっていないならば、違う方法を試してみるということです。

多くの人は、どうしても同じコミュニケーションの方法をとり続けて、ストレスを溜め続けてしまいます。

同じ方法を続けると、ずっと同じ結果が返ってきます。
結果を変えたいならば、行動を変える必要があります。
バラを咲かせたいのに、チューリップの種を蒔いたら咲くのは、チューリップです。

変えたい人間関係があるのならば、いろんなコミュニケーションの方法を試してみましょう。

そこに正解はありません。
試してみるしかないです。

相手との境界線を引く!!

2つ目は、境界線を引くことです。

これは、カンタンに言うと、
『自分は自分。他人は他人。』
ということです。

家族や恋人の関係でよくあるのが、相手の問題を自分の問題にしてしまうことです。
相手の悩んでいる問題について、自分が悩んだり、口を出したり、介入したりしてしまうことです。

これは、結果的にお互いにとってストレスになります
相手の問題を抱えてしまうほうも、介入されるほうもです。

結果的に、人間関係のトラブルになります。
関係が悪化します。
人間は、誰しもが問題を抱えています。
違う言い方でいうと、課題です。

相手の抱えている課題は、その人が解決すべき課題です。

そして、自分にも自分の課題があります。
お互いに手助けは出来たとしても、解決はできません。
それをしっかり理解しておく必要があります。

そこで、やってほしいのは、
イメージの中で境界線を引くことです。
自分と相手をイメージしてください。
そして、その間に2本の線を引きます。

自分の前と、相手の前です。
その線の中は、私有地であり、お互いに踏み入れられない部分です。
これをしっかり、イメージの中で分けるようにしてみてください。

お互いの成長を考える!!

その人のためと思ってやっているのに、関係が良くならない。悪くなる。
そんな時は、境界線を引きましょう。

それが、相手の問題を解決しようとしているものならば、おせっかいの可能性があります。
その人の問題を解決すべきは、その人です。

それは、その人の成長のために必要な問題であるということです。

それは忘れないようにしましょう。
手助けはドンドンしましょう。
あくまで、境界線に入り込まないことが大事です。