言葉を変える!!

感情のコントロール方法として、

  1. 焦点を変える
  2. 言葉を変える
  3. 身体の使い方を変える

の3つがあるという話をしました。

今回は、言葉を変えることについて、紹介していきます。

これは、よくビジネスの成功者の方や、経営者の方が実践されていることが多いかと思います。

有名なのは、斎藤一人さんです。

言葉の使い方をいうのを、すごく大切にされています。
言葉の使い方一つで、人生が変わります。
言葉というのは、それ自体にエネルギーがあります。

使い方によって、自分の感情や周りの環境にまで影響するほどです。

言葉にはエネルギーがある!!

『水の伝言』
という本があります。

「ありがとう」「好き」といったプラスの言葉。
「ばかやろう」「嫌い」といったマイナスの言葉。

水に投げかける言葉の種類によって、結晶の形が変わることを写真を交えて語られている本になります。

昔から日本では、言霊といわれて、言葉の大切さが伝えられています。
キリスト教でも、「はじめに言葉ありき」という有名な言葉があります。

また、人間は言葉で思考する生き物だということも大事なことです。
考え事をするとき、イメージしようとするとき、ほぼ言葉を使わずにすることは難しいです。

面白い実験があります。
まず、1人が足を肩幅に開いて立ちます。
もう1人が、その人を引いて、倒そうとします。

その時に、プラスの言葉を言ったパターン。
マイナスの言葉を言ったときのパターンを試してみてください。

ほとんどの場合、プラスの言葉を言ったときのほうが倒されないかったり、踏ん張るチカラが強いような感じがするはずです。

自分の言葉を一番聞いている人

人に言われて嬉しい言葉、嫌な言葉があります。

これは、ほとんど無意識に感じる感情だと思います。
脳が無意識にその言葉を判別しています。

言葉をプラスに変えることは、当然、人間関係に大きく作用します。
周りの人が、自分の言葉で嫌な気分になることが少なくなります。
逆に、好感を持つことが多くなります。

しかし、一番大切なのは、その言葉を聞いているのは、相手だけじゃないということです。

自分が発する言葉は、自分が一番聞いています。
どんなに小声で言っても、独り言でも、自分は必ず聞いています。

脳は、主語を判別できない!?

脳は、実は、主語を判別できません。

「あいつは、ダメなやつだ。」
「ばかやろう。」
人に言ったマイナス言葉は、誰かに言った言葉という判別はできません。

脳にとっては、それはマイナスな言葉でしかないんです。
それが、誰かを嫌な気持ちにさせる言葉なら、自分の脳も同じように感じています。

「ありがとう。」
「キレイ。可愛い。」
「カッコいい。」

これらの、人を良い気持ちにする言葉は、自分の脳にとっても良い気持ちになる言葉です。

なので、『言葉』をただの言葉として捉えないことは大切なことです。
たかが『言葉』されど『言葉』です。
どうせなら、気分の良くなる言葉を使いましょう。

それは、自分の周りの人にとってプラスになります。
そして、自分自身に一番プラスになります

まずは・・・

言葉を変えるための第一歩は、『マイナスの言葉を言わないこと』です。

最初から、完璧にできる必要はありません。
プラスの言葉ばかりというのも、最初からは難しいです。
まずは、マイナスのことを言わないことから始めてみましょう。

言いそうだなと思ったら、下唇をかむ。

そして、質問してみましょう。
『この状況で、自分のプラスなことは何か?』
どんな状況でも、プラスに感じれることはあります。

ぜひ、試してみてください。