心の病と薬
現代では、うつ病などの心の病を患ってしまう人が多くいます。
そういった人たちが、心の病を治すために使う方法が抗うつ剤などの薬です。
しかし、こういった薬には注意が必要で、しっかりした認識が大切になります。
実は、薬では心の病は治りません。
薬では、感情をコントロールすることは難しいです。
心の病の本質
心の病の本質は、その人のものごとの捉え方、考えかた、思いグセが関係してきます。
これは、身体の病気とも共通して言えることです。
病の本質は、その人の習慣です。
身体の病気の多くは、生活習慣病と呼ばれるように、日頃の不規則な生活や不摂生です。
生活習慣病を防ぐ・治すための最初のポイントは、身体に健康な生活習慣を知ることです。
そして、その健康な生活習慣を身につけることです。
これは、心でも同じことが言えると思います。
心にとって健康な習慣を知ること。
そして、その習慣を身につける必要があります。
薬との付き合い方
抗うつ剤などの薬が悪者だというわけではないです。
これらは、痛み止めと似ていると思います。
歯が痛いとき、お腹が痛いときなどは痛み止めが必要な場合はあります。
そんなときは、治すよりも痛みを止める必要があるでしょう。
そういった意味では、心の病にも薬は必要です。
しかしながら、それはあくまで痛み止め。
自分の感情の浮き沈みをコントロールできるものではありません。
痛みを止める⇒治すということが必要になってきます。
心の病を治す
心の病を治すこと、感情のコントロールをすることは、
カウンセリングや心理療法の領域になってきます。
自分の思いグセを知って、自分を苦しめている思考に気づくこと。
五感やイメージ、思考、行動などのアプローチを使って、自分を癒していきます。
そして、徐々に、自分を苦しめていた思いグセや思考を捨ていきます。
新しい心の習慣をつくっていきます。
心の病の予防には!!
心の病を予防するには、
自分自身が心についての知識を学んでいくことが最適です。
その中で、ちょっとずつ考え方を変えていくことができます。
自分の心を、自分でメンテナンスすることが出来るようになります。
感情をコントロールすることが出来るようになります。
まずは、健康な心の習慣を知っていくこと。
次に、自分の心の状態に気を配ること。
そして、心の健康を保つようにメンテナンスすること。
身体でもそうですが、病にかかると苦痛も費用もバカになりません。
心も同じです。
薬を使うことのないように、予防することが何よりです。
ぜひ、身体のメンテナンスはもちろん。
心のメンテナンスも日頃から行うようにしてみてください。