人生は山あり谷あり
人生には波があります。
これは、人間みんなに共通して存在するものです。
心、健康、人間関係から経済的な面まで。
そのときそのときで、良かったり悪かったりする時期があるものです。
もしも、この波を予測することができたなら、どうでしょうか?
山がさしかかるときには、自信を持って決断できることでしょう。
谷がさしかかるときには、もっと最適な備えができるのではないでしょうか。
この人生の波を、予測するツールが春夏秋冬理論です。
神田昌典さんの考案されたツールです。
ビジネスに限らず、人生で非常に使える考え方です。
人生は、4つのサイクルで動いている
人生は、3年周期で大きく4つのサイクルで動いているとされます。
これは、占いの世界だったり、日常生活でも当たり前に利用しているものです。
1年が12か月、干支が12支であったり。
時間もそうです。
3と4、そして12のサイクルで動いています。
4つのサイクルとしては、四季がわかりやすいです。
春夏秋冬理論は、この四季をなぞらえています。
冬は、始まりの季節
冬は、秋の収穫が終わり、また0から始まる季節です。
この時期は、新しい種をまいたり、準備をしっかりすることが大切です。
ここでの行動が、春に出る芽に大きく関わってきます。
スキルや実力を蓄える時期です。
春は、新しい芽が出る季節
春は、冬に蒔いておいた種の芽が出る季節になります。
芽が向かう方向がしっかり定まってくる時期です。
この時期は、芽を育てる行動が大切になります。
芽を育てるための投資が必要なときです。
積極的に行動する時期です。
夏は、絶好調の季節
夏は、春に芽吹いた芽がドンドン伸びていきます。
自分では、コントロールが難しいほどに伸びていきます。
なので、管理することがすごく大事になる季節です。
絶好調のあまり、イケイケで周りが見えなくなると、思わぬ落とし穴に落ちてしまいます。
特に、調子の良いときは、周りの人の気持ちに関心がいかなくなりがちです。
人間関係には、特に気を配る必要があります。
足を地につけて、しっかりと管理をする時期です。
秋は、収穫の季節
秋は、収穫の季節であり、衰退の季節でもあります。
1つのサイクルが終わる季節が秋です。
この時期は、冬に備えることです。
無理をしてはいけない時期になります。
夏の勢いで、秋も突っ走ってしまうと、大きい失敗やトラブルに発展する可能性があります。
また、変化の起こりやすい時期なので、悩まされやすい時期でもあります。
秋は、次の新しいサイクルへと向かう準備期間だということを忘れないことです。
大きく動かないこと。新しい変化、新しいサイクルに備えることが大事です。
春夏秋冬理論の活かし方
春夏秋冬理論を活かす方法を紹介します。
まずは、自分の過去の年表を作ります。
その年その年で、印象的な出来事を書き出します。
そして、3年区切りで、春夏秋冬の季節の特徴と、自分の過去の出来事を当てはめてみましょう。
すると、なんとなく、『この時期は、春かな』とか。
いろいろ思い当たるものがあるものです。
そして、そのサイクルをそのまま現在、未来にも当てはめてみます。
すると、今は、『冬だから種をまく時期だな』とか。
わかってきます。
その季節ごとで気を付けること、行動の指針も見えてくるでしょう。
ぜひ、一度試してみてください。