親指の付け根のふくらみ
手相では、親指の付け根のふくらみのことを『金星丘』と呼びます。
その名の通り、金星のエネルギーを受ける場所と言われています。
金星の意味を持つ部分になります。
では、金星丘の意味、その由来について紹介していきます。
金星の神様『アフロディーテ』
金星のことを、英語では『ヴィーナス』と呼びます。
これは、神様の名前に由来しています。
ローマ神話では、『ウェヌス(ヴィーナス)』。
ギリシャ神話では、『アフロディーテ』を指しています。
愛と美と性を司る女神とされています。
また、豊穣(作物)の神、生殖の神とも呼ばれていました。
最高の美神とされ、戦の女神としての一面もあったようです。
アフロディーテのつけていた宝帯は、自分の魅力を増して、神や人の心を征服することが出来たと言われています。
とても人気や魅力に溢れた神様でもありました。
金星丘の意味
金星丘の表す意味は、生命力、愛情、魅力、行動力、精力、表現する愛です。
愛と美と性を司る女神であるアフロディーテに由来した意味が多いようです。
生命力や愛情を表す丘になります。
また、戦の女神という部分は、行動力という意味につながっているところだと思います。
アフロディーテが魅力に溢れ、人気があったように、金星丘は、人間的な魅力を表す丘でもあります。
丘の発達具合を見る
手相の簡単な見方の1つ目は、丘のふくらみを見ることです。
そのふくらみが豊かであるほど、丘の意味を強めます。
金星丘が発達した人は、人間的魅力があり、多くの人から好かれる傾向にあるようです。
また、生命力や行動力にも溢れている人が多いようです。
発達しすぎている場合、自分勝手になりすぎて、人間関係のトラブルを起こしやすくなる傾向があるようです。
逆に、発達が弱い場合、魅力が乏しく、活力に欠け、やる気がなさそうに見える傾向にあるようです。
金星丘に現われる線
金星丘には、縦線、横線の格子状の線が現われやすいです。
その線の状態によって、意味が変わってきます。
金星丘に線がたくさん入っている人は、優しい心を持っていて、愛情がこまやかな人が多いようです。
愛情表現に気が利いていて、気配りができる傾向にあります。
逆に、金星丘に線が少ない人は、愛情表現が苦手な傾向にあるようです。
金星丘(生命線の内側)から上がる運命線や太陽線には、身内からの援助・助けなど。
身内から幸運がやってくることを表しています。
家族・親戚・友人など身内を大事にするのが、幸運のカギであり。
もともと、身内を大事にする人に多く表れる線でもあります。
生命線の内側(金星丘側)に寄り添う線は、『影響線』と呼ばれる線です。
恋愛線の1つであり。
左手の影響線は、他人から想われている線。
右手の影響線は、自分が想っている線だと言われています。
その線の始まりの場所や、長さによって、恋愛の始まる時期や、長さがわかるとされる線です。
影響線は、結婚の予兆のサインとして見ることがある、大事な線になります。
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