知能線が二本ある人
知能線とは、手相の中でも、その人の考え方や性格、才能・能力を表している線だと言われます。
頭脳線とも呼ばれるこの線は、まさに頭の中を表す線だと言えます。
この知能線が2本あることを、『二重知能線』と呼びます。
この線を持つ人は、まさに2つの性格、才能を持ち合わせている人だと言えます。
2つの全く違う仕事を同時にこなしていける器用な人です。
そして、多芸で話が上手な傾向にあります。
その分、とても魅力的な人で、人気者の素質を持つ人です。
2つの性格を持つ人
二重知能線を持つ人の中には、その2つが全く違う意味合いを持つ線の場合が多くあります。
例えば、この線。
①の線は、始まりの部分が、生命線からています。
これは、KY線と呼ばれることもあります。
大胆で、行動的・冒険的な性格を表す線です。
②の線は、生命線の途中から出てくるような線です。
①とは反対に、慎重で用心深い性格を表す線です。
こういった線を持った人は、2つの面を持った性格の人だと言えます。
知能線の数は、才能の数!!
知能線は、その人の才能・能力の数を表すと言われます。
これは、二重知能線の他にも。
枝分かれした、知能線の数も能力・才能の数になります。
知能線の数でいえば、天才と呼ばれる人には、たくさんの知能線があったようです。
マイケル・ジャクソンには、3重の知能線があったそうです。
歌手だけではなく、ダンサー、俳優、音楽プロデューサー、振付師など。
いろんな才能を持っていた天才であったことが分かります。
アルベルト・アインシュタインの知能線には、たくさんの支線があったようです。
知能線の支線には、アイデアの数という意味合いもあります。
アイデアが豊富な様子をよく表しています。
①の横に伸びる線は、現実的な思考を表します。
②の斜め下(月丘)に伸びる線は、創造的・スピリチャル的な思考を表します。
アイデアの数だけでなく、その多様さ。
その多角的な物事の考え方がよく表れています。
知能線は、経験によって増える?
『私には、二重知能線ない・・・』
もし、がっかりされたなら、安心してください。
知能線の数は、経験によって増えます。
ある人は、何十種類もの仕事を経験してきたことで、新しい知能線が現われて二重知能線になったようです。
それは、いろんな仕事を経験することで、いろんな考え方や多角的な思考が身についたこと。
また、いろんなスキルや知識が身についたことを表していると言えます。
知能線は、後天的に増えます。
これは、手相全般に言えることです。
他人の素晴らしい手相を見て、
『私には、この人のような才能はない・・・』
そう諦めないでください。
手相は変わります。
生まれ持った特性は人それぞれです。
しかし、その人の特性は、その人の人生で磨かれることで、才能・能力になっていきます。
あなたには、あなたにしかない、生まれ持った良さがあります。
それをぜひ磨いていってください。
そして、今から、素敵な知能線をつくっていってください。