誰もが持つ心の傷

人は誰しも心に傷を持っています。
特に、幼少期、子ども頃に負った心の傷というのは、大人になっても影響を与えることがあります。

今、あなたが抱えている問題や悩みの中で、今まで何度も似たようなものを経験した覚えはありませんか?

実は、この心の傷を放置しておくと、人生の中で同じような問題に繰り返し悩まされることになります。
この問題や悩みのタネを、インナーチャイルドと呼ぶことがあります。

これは、大人になっても心に住み続ける心の傷ついた子どもです。
幼少期や子供のころに、愛をきちんと受け取れなかったことが主な原因です。
特に多いのが、親からの無条件の愛情をきちんと受け取れなかったことです。

インナーチャイルドが癒されていないままだと、大人になっても愛を求めて苦しむことになります。

それは、強い自己否定であったり。
他人に尽くすことで、見返りの愛を求めたり。
「自分には愛される価値がない」と自分を責めたり。
鬱になったり。不安でたまらなくなったり。

インナーチャイルドを癒す!!

インナーチャイルドを癒すの必要なことが2つあります。

1つ目は、自分に許可を与えてあげることです。

多くの人は、幼少期や子どもの頃に、自分に対して禁止令をたくさん与えています。

自分の好きなことをしてはいけない。
親の言うことを聞かないといけない。
怒ってはいけない。
皆と仲良くしないといけない。
1人でやらないといけない。

幼少期に与えられた禁止令の元は、主には、親です。
そして、学校の先生など、周りの大人です。

それは、元々はあなたを守りたいがための禁止令でした。
子どもを危険にさらさないため、良い子に育ってもらいたいため。

しかし、大人になった今、それは時に足枷となって、働いていることが多くなっています。

自分に正直に生きれなかったり。
感情を素直に表現できなくなったり。
自分に自信が持てなかったり。

自分に許可を与える!!

自分に許可を与えることで、幼少期・子どもの頃の禁止令を解きます。

これは、パーミッションとも呼ばれます。
今まで、自分を抑圧していた禁止令を解きます。

『~してはいけない』『~しなければならない』
↓  ↓   ↓   ↓   ↓
   『私は〇〇していい』

私は〇〇してもいい。
あなたが、あなた自身に許可を与えてあげてください。
禁止令は、行動だけではありません。
あなたの能力やセルイメージも抑圧していることがあります。

恋人ができない・・・
結婚できない・・・
幸せになんてなれない・・・
お金持ちになんてなれない・・・

『~できない』『~になれない』
↓   ↓   ↓   ↓   ↓
『私は、〇〇してもいい』『私は、〇〇になっていい』

ぜひ、あなたがあなた自身に許可を与えてあげましょう。