悩み・問題の作られる原因は?

 

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悩み・問題には、ちゃんとした原因がある。

あなたも、そう思っているのではないでしょうか?

しかし、実は、悩みや問題というものは、カンタンに作られるものだといういことをぜひ知ってください。

何気ない会話、何気ない言葉一つで、悩み・問題は作られてしまいます。

その人がそう思ってなかったとしても。

 

ある親子の会話

 

ある親子の夕食での会話です。

お母さんは、鋭い観察眼の持ち主でした。

そのため、娘が食事の際、1分間に噛む回数も把握していました。

いつもは、1分間にだいたい120回噛むのに、今日は90回しか噛みませんでした。

 

母:『あれ?どうしたの?食欲ないの?ムカムカする感じ?そういえば、なんか顔色が悪いかも。』

娘:『そういえば、そうかも。』

母:『何かあったの?学校で友達に何か言われたの?』

娘:『そういえば、〇〇ちゃんに何か言われたな。』

 

母:『先生からも何か言われた?』

娘:『そういえば、ちょっと嫌みを言われたなあ。』

母:『そうか、期末試験前だものね。自身ないの?』

『高校受験前だし、期末試験ぐらいで緊張してご飯たべられなくなって、どうするの?困ったわね。』

 

母:『今から、こんなふうだったら高校受験のときはどうするの?』

『ゲエゲエ吐いて、試験行けなくなったら。』

『勉強も大事だけど、体調管理も大事よ。ストレスで食事が喉を通らなくなったら、どうするの?』

『でも、焦らないほうがいいわ。食べれないときは無理して食べなくてもいいのよ。』

『具合が悪かったら、バッと吐いちゃえば楽になるから。』

 

娘:『確かに。受験、大丈夫かな。どうしよう。どうしよう。今、吐いちゃったほうがいいかな。』

 

もともとは、お母さんが、噛む回数が少なかったことに気づいたことからでした。

娘は、実は、ただ考え事をしていただけかもしれません。

気になる男の子がいて、物思いにふけっていただけかもしれません。

別に何かに対して、悩み・問題を抱えていたわけではなかった。

 

しかし、おかあさんが、どんどん問題に関する言葉を与えていったわけです。

最初は何もなかったところに、少なくと問題と言わなくてもよかったものに『問題』という名前をつけて。

その感覚が共有されていくうちに、ドンドン大きくなり。

本当に問題になってしまったわけです。

 

何気ない言葉で、悩み・問題は作られる

 

『大変ですね。』

『心配ですね。』

『つらいですね。』

 

相手は、普通にやっていることでも、何とも思っていなかったことでも。

相手をねぎらうつもりの言葉によって、こっちで勝手に問題をつくって相手に渡してしまう場合があります。

 

おとなしく勉強していたり、本を読んでいたりすると。

『元気がないな。』

『覇気がないな。』

『おとなしいな。』

『人見知りなのかな。』

 

その何気ない決めつけの言葉によって、問題がつくられることがあります。

 

その他にも。

『この子は、肝心なところでダメなんですよ。』

『この子は、積極性がない。』

『この子は、人見知り。』

『この子は身体が弱い。』

 

親の観察眼からくるものかもしれません。

しかし、その言葉は、言葉どおりの問題をつくってしまいます。

改善のきっかけすら奪う可能性もあります。

 

言葉は人に影響を与える

 

言葉には力があります。

何気ない言葉が、自分に、そして他人に影響を与えます。

あなたの発している言葉はどうでしょうか?

 

他人に問題を与える言葉を発していませんか?

自分に問題をつくる言葉を発していませんか?

 

言葉には力があります。

どうせなら、自分にも他人にも、希望や勇気を与える言葉を発しませんか?

その言葉一つで、変わる現実があります。

その言葉一つで、引き寄せる幸せがあります。

 

ぜひ、あなたの発している言葉に気を配ってみてください。

 

参考文献:『解決志向ブリーフセラピー』著:森俊夫、黒沢幸子

 

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