思考を変える

思考を変える
つまり、考え方を変えるということです。

よく言われるのはプラス思考です。

現実世界で起きる物事には、実は良し悪しはありません。
全部、自分の解釈次第で、意味合いが変わってきます。

会社をクビになったときに、落ち込む人もいれば、吹っ切れて気持ちが楽になったり、逆に喜ぶ人もいます。
恋人に振られたことで、落ち込む人もいれば、『これからもっと素敵な人に出会える』と前向きに生きていく人もいます。

この思考を変えることに意味は、
そのできごとのあとの感情と行動が変わってくることです。

マイナスな解釈をしてしまう人は、当然、落ち込みます。
悲しみや痛みに苦しむ時間がどうしても長くなりがちです。
また、行動も億劫になりがちなので、その後の出来事も変わってきてしまいます。

プラスの解釈が出来る人は、落ち込む時間が少なくなります。
気持ちの切り替えが早いです。
行動に関しても、すぐに次の行動に移れます。
それまでよりも、良い会社に入れたり、もっと素敵な恋人に出会えることにもなってきます。

出来事自体も変わってきます。

言葉を変える

思考の変え方の一つ目は、言葉を変えることです。

愚痴、嫌味、悪口などの言葉を少なくして、感謝の言葉や自分を持ち上げる言葉、自分の気持ちがプラスになる言葉を使うことです。
斎藤一人さんをはじめ、多くの成功者や経営者の方が大事にされていることです。

『言葉を変える』という方法は、繰り返しが必要になります。

繰り返し、声に出して、自分に暗示させることが大事になってきます。
または、そういった本を普段から読むようにすることです。
視覚、聴覚をたくさん使って、自分の思考に定着させる必要があります。

質問を変える

もう1つの方法は、質問を変えることです。
これは、すごく効果のあることです。

私たちは、常に自分に質問を投げかけています。

物を探すときは、
『あれどこに置いたかな?』

何かうまくいかないことがあったときは、
『あ~、なんであんなことしちゃったんだろう。』
『なんで、うまくいかないんだろう。』

質問には、必ず答えがついてきます。

人間の脳は、インターネットの検索機能を同じ機能を備えています。
性能からみると、インターネットよりも何倍も優れています。
それは、答えを探し出すまで、検索をやめないことです。

私たちに、よくあるのが、不意に思い出すことです。
『あの俳優さんって何て名前だったっけ?』

そのときに思い出せなくて、そのあと何でもないときに急に思い出したりします。

ヒラメキもその一つです。

欲しい答えがもらえる質問をする

ここで大事になってくるのが、自分にどんな質問をするかです。

私たちは、気づかないうちに自分にとってマイナスにしかならない質問をしがちです。

例えば、
『なんでうまくいかないんだろう?』
『なんで、私はこんなにダメなんだろう?』

こういう質問には、うまくいかない理由と、自分がいかにダメか、なんでダメなのかという答えしか返ってきません。

しかも、人間の脳は、必ず答えを探し出します。
思い出したくない、自分の過去の失敗や苦悩を答えとして持ってくることが多くあります。

自分に対して、どんな質問をしているのかを十分に観察しておかないと、
実は自分で自分を苦しめていることがよあります。

大事なのは、欲しい答えがもらえる質問をするこです。

『なんでうまくいかなんだろう?』

↓  ↓  ↓  ↓  ↓

『どうしたら、うまくいくんだろう?』

こういう質問の仕方に変えていくと、返ってくる答えが違います。
自分にプラスになる答えが返ってくる質問をしましょう。
すると、その後の感情もかわります。心の状態が変わります。
自然と自分の起こす行動も変わってきます。

その結果、そのあとに起こる出来事も変わってきます。
ぜひ、自分にどんな質問をしているかを観察してみてください。
そして、自分にプラスになる答えが返ってくる質問をするように心がけてみてください。

これだけで、心の状態だけでなく、人生自体に大きな変化が訪れると思います。