手のひらの真ん中のくぼみ

手相では、手のひらの真ん中のくぼみの部分を、『火星平原』と呼びます。

ちなみに、親指側のふくらみを、第一火星丘。
小指側のふくらみを、第二火星丘と呼びます。

この3つに共通するのは、火星という名前が入っていることです。

手のひらの場所には、それぞれ、星の名前がついています。
ついている星の名前によって意味が変わってきます。

星ごとに特徴や、由来があります。
ローマ神話や、ギリシャ神話の星の神様がかなり関わっています。
面白いので、ぜひ、関連の記事を覗いてみてください。

第一、第二火星丘の記事はコチラです。
簡単手相の見方~火星丘の意味~

火星平原の意味

火星平原も同じく、火星の名前を持つ部分になるので、基本的には、『闘争心』という意味を持ちます。

程よい発達は、行動力があることを指します。
発達しすぎると、血気盛んな部分があるので、注意が必要かもしれません。
発達が乏しく、へこんでいる人は、おとなしい傾向にあるようです。

また、火星平原は、手のひらの真ん中にあることから、全ての丘をつなぎます。
そのため、人間的な総合力を表すと言われる場所でもあります。

面積の広い火星平原を持つ人は、幅広い視野を持てる人で、おおらかな人が多いようです。
周りのことをよく見ることができます。
狭い火星平原を持つ人は、神経質に見られるものの、コミュニケーション上手な人に多いようです。

中年期の運勢を表す場所

火星平原は、運命線で見ると、ちょうど30歳~50歳の中年期の位置と一致します。
そのため、火星平原の発達や線の有無は、人生の中年期の運勢を表すします。

火星平原が発達している人
は、中年期に良い運勢が巡ってくる人だといえます。

また、火星平原に現われる線にもいろんな種類のものがあります。

火星平原に現われる線

火星平原に現われる線は、他の場所で現れた場合と違う意味で捉えるケースが多いです。

これは、代表的で、良く知られている、『神秘十字線』です。
中指の下、主に運命線との十字の形で現われる線になります。

手のひらの丘や線の上に現われる場合、停滞・中断といった意味ですが。
神秘十字線は意味が違います。

神秘十字線は、信仰や、感受性、直観、霊感といった意味を持つ線になります。
この線を持つ人は、心理や精神世界など、目に見えない世界に関心を持つ人が多い傾向にあります。

また、
信仰心が高い。
直観力や感受性が鋭い。
霊感がある。
などと言われることもある手相です。

先祖に守られる手相だとも言われています。
目に見えないものから守られている線です。
神秘十字線の由来となるのは、この意味でしょう。

ただ、良いことばかりではありません。
普通の人よりも信心深い性格のため、人から騙されやすい傾向があるのも確かです。
人よりも感受性や信仰心が高いことは、行き過ぎればマイナスです。

良い部分は、喜びつつ。
マイナスに働く可能性があることも頭に入れておいてください。

芸術神秘線』です。
これは、薬指の下、主に太陽線で十字のしるしが出来る線になります。

芸術神秘線を持つ人は、芸術的線センスを持つ人に多い傾向があります。
高い感受性、そして創造力を持った人に現われる線です。

芸術、音楽をはじめ、創造的な仕事を持つ人・志す人には、ぜひ欲しい線の1つです。

火星平原のスクエアは、常に周りの人から助けてもらえる線だと言われています。
常に周りに人が集まり、世話を焼いてもらえる。

人間関係に恵まれる線です。

この線を持つ人は、感謝の気持ちを大事にしましょう。
それを忘れなければ、どんどん良い人間関係に恵まれます。

火星平原のスターは、目に見えないものに守られること。
また、劇的な幸運を表すことが多いようです。

全体的な運勢の好調を表します。