変えたいけど、変われない

もっと明るい性格だったら・・・
もっと活発な性格だったら・・・
人見知りじゃなかったら・・・
しっかりしてたら・・・

あなたも、『~な性格だったら・・・』と思ったことはありせんか?
実は、多くの人がこういう悩みを持っています。

自分の性格を変えたい!!

でも、なかな変えられない・・・
私自身がそうでした。

自分の性格を、他人の性格と比べては、
『もっと~な性格だったら・・・』と悩んでいました。

実は、今は、その悩みは、ほとんど無くなりました。

性格には、表と裏がある!!

多くの人は、性格には良い・悪いがあると思いがちです。
あなたも、こういう考え方をしていませんか?

ポジティブ⇒良い
ネガティブ⇒悪い

明るい⇒良い
暗い⇒悪い

活発⇒良い
おとなしい⇒悪い

人懐っこい⇒良い
人見知り⇒悪い

おおらか⇒良い
神経質⇒悪い

誰もがこういう良い・悪いの区別をしてしまいます。
しかし、本当にそうでしょうか?

それぞれの性格の表と裏を見てみましょう。

ポジティブな性格の人って、良いイメージですよね。
でも、ポジティブ過ぎる人ってどうですか?

何でもかんでも上手くいくとしか考えてない人。
それは、リスク回避ができない人でもあります。
また、ポジティブ過ぎると、周りの人が疲れます。
ポジティブ過ぎると、人の悩みに共感しにくいです

相談したら何でも、
『大丈夫だよ。』
『絶対うまくいくよ。』
そんなポジティブな返答ばかりの人ってどうですか?

逆に、ネガティブな人は、リスク回避がちゃんと出来る人でもあります。
未来のリスクをちゃんと考えられる人です。
準備を怠らない人です。
計画性のある人です。

性格は、度が過ぎると短所になる!!

実は、どんな性格も良い・悪いはありません。
優劣もありません。
それは、個人個人の持つ特性です。

ですが、それが度を過ぎると、短所になります。
先ほどのポジティブ過ぎる性格が一例です。

また、ネガティブという言葉自体も、その気質が度を越してしまっていることを表すことが多いです。
つまりは、どんな性格もバランスを崩すと短所になりえるということです。

明るいが度を超えると、脳天気野郎です。
活発が度を超えると、落ち着きがない人です。
人懐っこいが度を超えると、八方美人です。
おおらかが度を超えると、鈍感な人になります。

自分の性格の表・裏について、一度、考えてみてはどうでしょうか。

性格は才能!!

性格はその人の特性であり、才能を表すものだと思っています。
それを認識するために、自分の性格を知りましょう。
そのためのワークを紹介します。

①まず、自分の良いと思っている性格を書き出しましょう。
②次に、自分の悪いと思っている性格を書き出しましょう。
③そして、それぞれの良い・悪いを逆に捉えて、性格を書き換えてみましょう。

例えば、

口下手⇒人の話を聞くのが得意
神経質⇒繊細、細かなことによく気づく
人見知り⇒人との距離感をちゃんと取れる人、狭くても深い人間関係を築ける人

あなたの持つ、その性格には必ず良いところ・悪いところがあります。
良いだけ、悪いだけいうのはありません。
これに気づいてください。

私たちが、自分の性格を変えたくても、変えられないのはココにも原因があると思います。

それが自分にとって、嫌だと思っている性格だとしても、何かしらのメリットがあります。
心の奥底では、その性格のメリットの部分を必要としている。

だから、手放せないんです。
手放すと、本来、その嫌な性格の裏にある自分の良い部分も捨ててしまうことになるからです。

あなたの今持っている性格は、あなたに与えられた才能でもあります。
あなたに見えている、その性格の裏側にはあなたの気づいていない才能・魅力があります。

ぜひ、それに気づいてみてください。