幸福感を感じる条件!!

人が幸福感を感じる条件として、

  1. 自己受容
  2. 他者信頼
  3. 貢献感

の3つが必要だとアドラー心理学ではいわれています。

1の自己受容は、自分が好きであるということ。
2の他者信頼は、人を信頼できるということ。
3の貢献感は、社会や人に自分が役に立っているという実感です。

この3つのどれが欠けても、心は満たされなくなります。

人を信頼することができない・・・

今回は、他者信頼についてです。

人を信頼するということは、心を開くことです。
これが出来ない人は意外に多いように思います。

自分が好きでも、貢献感があっても。
他人のことは信じれないという人はいます。
すると、2つが満たされていても、他人を信じれないことで、
どうしても満たされない想いが出てくるものです。

こういう人は、人を頼れない人が多いです。

自分のキャパを超えて頑張りすぎてしまう。
自分を犠牲にして、他人に尽くし過ぎてしまう。
ダメ男や依存的な人を引き寄せる。
自分や他人を必要以上に責めてしまう。

受け取ることを大事にしてみる!!

こういった人たちは、与えることが得意な人が多いのではないでしょうか。

逆に、受け取るのが苦手な人が多い。
人に『ありがとう』というのが苦手。
もしくは、『ごめんなさい』というのが苦手。
頼み事が苦手。
お願いするのが苦手。

こんな人にためしてもらいたいのは、受け取る練習です。
人に与えるだけでなく、受け取ることも大事なことです。

両方ができて、自然な循環になります。
片方しかできないと、自分か相手のどちらかで、止まったままです。
人間関係もバランスを崩しがちです。

受け取る練習~その1~

1つ目は、『ありがとう』と『ごめんなさい』です。

ありがとうは、『受け取りましたよ』の言葉です。
『相手の行為・愛を受け取りました』という大事な言葉です。

ごめんなさいは、『こんな私でも受け入れてください。』という言葉です。
これも大事な言葉です。

両方ができてこそ、バランスがとれます。
ぜひ、練習してみてください。

ありがとうを言う時は、『あなたの愛を受け取りました。』
ごめんなさいを言う時は、『こんな私でも受け入れてください。』

これを心の中で言うようにしてみてください。

受け取る練習~その2~

2つ目は、命令しないで、お願いすることです。
受け取るのが苦手な人は、命令をしがちです。

『そこ、ちゃんと片づけてよ。』
『手伝ってよ。』

そうじゃなくて、

『片づけてくれると助かるな。』
『手伝ってくれると嬉しいな。』

に変えてみてください。

人は、命令されると、自然と反発心が生まれるものです。
ムッとしてしまいます。

でも、お願いされると、素直に聞けるものです。
自然と、やろうかなと思います。

この言葉の使い方を変えることを意識するだけで、
周りの反応はガラリと変わります

すると、自分の心も楽になります
人に頼みやすくなります
そして、人に心を開くことがしやすくなってきます。

ぜひ、この2つの受け取る練習を試してみてください。